【代々木公園】カフェ ロストロ

普段筆者は代々木公園には滅多に寄らないのですが、どうしても行きたいカフェがあったので、行くことにしました。

代々木公園の『カフェロストロ』は、お客さんの好み、リクエストに応じてコーヒーを作ってくれる珍しいお店です。

私の理想のアイリッシュコーヒーを作ってくれるのではという期待を胸に、来訪しました。


アイリッシュコーヒー ¥1300

カフェ ロストロ アイリッシュコーヒー
撮影日(2020/02)

ここはカフェですが、ウイスキーの品揃えは目を見張るものがあります。

スコッチ、アイリッシュ、バーボン、そしてジャパニーズウイスキーまで豊富に揃えており、珍しいへレスのブランデーまでありました。

私が今回チョイスしたのは、“グレンダロッホ シングルカスク カルヴァドスXOカスクフィニッシュ シングルグレーン(GLENDALOUGH SINGLECASK CALVADOSXOCASKFINISH SINGLEGRAIN)”です。

グレンダロッホは、2013年に設立されたグレンダロウ蒸留所(グレンダロッホ)が手がけているウイスキーです。

グレンダロッホのウイスキーは流通量が少なく、バーでもなかなか見かけない代物ですが、ましてや” シングルカスク カルヴァドスXOカスクフィニッシュ シングルグレーン “は366本の限定ボトリング品なので、カフェで、それもアイリッシュコーヒーでいただけるのは非常に珍しいと思います。

コーヒーはケニア産とエチオピア産の豆の中深煎りだそうです。

アイリッシュコーヒーは深煎りの豆を使うのが一般的ですが、繊細なアロマをもつウイスキーを使う場合、深煎りの豆がウイスキーの個性を消してしまうおそれがあります。

スピリッツの個性によって、コーヒー豆の焙煎度合いを変える必要があるのです。

肝心のお味に関してですが、
正直、期待したほどではありませんでした。

生クリームとコーヒーは綺麗に2層になっていますが、
コーヒーが非常にぬるかったです。

何度も味見をしておられたので、その時に冷めたのではないかと思います。

甘さはなく、味も単調。
飲み進めるうちに、コーヒーとウイスキーの不調和から生じる雑味が舌に残ります。
悪くはないのですが、特別美味しいとは感じませんでした。

ウイスキーの個性が活きるように、中深煎りの豆を選んでくださったのは非常に嬉しかったのですが、少し期待しすぎたようです。

生クリームは固めか柔らかめか選べるそうなのですが、リクエストは今回しませんでした。

コーヒーの味とボリュームを考えて、生クリームは固め&多め、可能なら甘さ有りをリクエストするのが最善だと思います。

ちなみにこのチャーミングなグラスは、ドイツの食器メーカー、ビレロイ&ボッホのワイングラス”ボストン”です。

1脚2000円(税別)、5脚セット6500円(税別)と、意外なリーズナブルさに驚きました。

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