唐津市郊外にある喫茶店『亜土里絵』。
お店は伊万里・有田方面に続く山田峠にあり、お店に続く道は、山の中にあります。
夜に唐津駅から歩いていったのですが、道は真っ暗。街頭はほとんどなく、イノシシに遭遇しないかヒヤヒヤしました。
歩いて30分ちょい。やっとの思いでたどり着きました。
店主曰く、唐津駅から歩いてくるお客はすごく少ないそう(笑)
お店はとても広く、車で来られるお客さんが多いからか、駐車場も十分なスペースがありました。
店内は木のぬくもりを感じられる木造建築となっており、天井も高く、広々としています。
夜遅い時間帯でしたが、お客さんもたくさん入っていました。お昼は満席になるくらいお客さんで賑わうそうです。
コーヒーはストレート・ヴァリエーションともに豊富でした。
ドリンクだけでなく、フードメニューも充実。
カツカレー。
これがめちゃめちゃ旨かった!!!
ルーはピリッとやや辛口。
薄っすら衣をまとったカツは非常にサクサク。
すごく好みのカツカレーでした。
喫茶店のカツカレー、侮りがたし。
お酒のメニューもけっこうありましたが、車で来る方が多いので飲まれる人は少ないそうです。
アイリッシュコーヒー ¥750
今はなき、デュロボーのアイリッシュコーヒーグラス。
グラスに砂糖を入れたのち、コーヒーをグラスの縁をそうように、ゆっくり注いで、最後にウイスキー。
ちょっと変わった作り方でした。
ウイスキーはジェムソン12年!
終売となった貴重なウイスキーです。
生クリームはいつもは手ごねのものを使っているそうですが、今回は夜遅かったからか違いました。
コーヒーはサイフォン式で淹れられたものなので、あっさりした味わい。
一口飲んでみると、甘みはかなり控えめ。飲み進めていくうちに、甘みがだんだん強くなっていきます。
ウイスキーもしっかり量が入っており、うっとりするような陶酔感がありました。
追加で頼んだピザも熱々で、とても美味しかったです。
喫茶店のピザも、侮りがたし!
店主の方が本当に温かく、たくさんお話ができました。
地方のお店はグルメサイトのレビュー数が少ないことも多く、実際に足を運ばないと分からないことが多いですね。
人生初唐津でしたが、優しい店主と美味しいコーヒー・フードのおかげで最高の思い出ができました。
ここに書くことのできないことも多いですが、自分史上一番記憶に残る喫茶店になると思います。
椅子にクッションがあるのかと思いきや…
にゃんこでした。