パリ南部モンパルナスに位置する老舗カフェ&ビストロ「LA ROTONDE(ラ・ロトンド)」は、1903年の創業以来、多くの文化人や芸術家たちが集う場所として愛されてきました。
モンパルナスは約100年前、世界中から画家や作家が集う芸術の中心地として知られており、当時、この地に住んでいたピカソ、ジャン・コクトー、モディリアーニなど、今では誰もが知る偉大な芸術家たちが「ラ・ロトンド」の常連だったと伝えられています。
当時のモンパルナスは物価が安く、お金のない芸術家たちが自然と集まる街でもありました。彼らが支払いの代わりに自分の絵を置いていったというエピソードは、このカフェの歴史を語る上で欠かせません。その寛容な姿勢を見せたオーナーの決断が、後に「ラ・ロトンド」の繁盛につながったのは間違いないでしょう。(将来大成しそうな芸術家たちをカフェに集めることを、ビジネス戦略として考えていたのかも・・なんて思ったりします。)
現在、「ラ・ロトンド」の店内には、当時の芸術家たちが残した絵が今も飾られています。歴史と芸術の香りを感じながら、コーヒーや食事を楽しめる特別な場所です。
「ラ・ロトンド」は、コーヒーだけでなく、食事やお酒も楽しめるカフェ&ビストロ。フランスの伝統的なビストロ料理を提供しており、調べてみると、ステーキやオイスターがとても美味しいみたいです。
お酒はワインやカクテルまで幅広いラインナップがあり、嬉しいことにアイリッシュコーヒーもあります。
アイルランド発祥ということもあってか、日本と比べて、ヨーロッパはアイリッシュコーヒーを提供するお店が多いですね。
ウイスキーの量が明らかに「ふつう」ではないアイリッシュコーヒー・・・。
使用されるアイリッシュウイスキーは「ジェムソン」です。一目見て分かる通り、ウイスキーがこれでもかってくらいたっぷりと入っていますw
ウイスキーの量が尋常ではないため、ひとくち口に含むと、コーヒーと生クリームだけでなく、ウイスキーが大量に口に入ってきます。
ウイスキーのパンチがとにかく強い!! こんなアイリッシュコーヒーは日本で飲んだことがありませんw
コーヒー自体はふくよかな苦味があるものだと思うのですが、ウイスキーの主張が非常に強いので、味がよく分からなくなってきました。
アイリッシュコーヒーのお供として、ハンバーガーを注文。(ステーキやらは高かったので断念・・)
別記事にも書いている通り、かなりの外れで、臭いから食感までひどいもので、半分も完食できずでした。
ケチらずにステーキを頼めば良かったのかな?と少し後悔・・。
かなり期待をしていただけに、ちょっとがっかりしてしまいました笑。
また訪問できるチャンスがあったら、次こそはケチらずに人気メニューをオーダーしようと思います。
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