IRISH BREEZE(アイリッシュブリーズ)とは?

新進気鋭のバリスタの手掛ける、出色のコーヒーカクテルが楽しめるカフェ兼バーの『アンリミテッドコーヒーバー』

ここではクラシックカクテルである”エスプレッソマティーニ”や”アイリッシュコーヒー”はもちろん、華やかなオリジナルコーヒーカクテルの数々がいただけます。

今回いただいたのは、“アイリッシュブリーズ”というカクテルです。


アイリッシュブリーズ ¥1375

アイリッシュブリーズ
撮影日(2020/08)

冷たいアイリッシュコーヒーですが、ただ冷たくしたアイリッシュコーヒーではありません。

ウイスキーとコーヒー、生クリームを使用する点は同じですが、レシピが少し違うのです。

使用するスピリッツは、シングルモルトのティーリングウイスキー。


ティーリングウイスキー

それに、コーヒーと自家製シロップを加え、ミキシンググラスでステアします。

その上に生クリームをのせるのですが、ここからが通常のアイスのアイリッシュコーヒーとは違う工程があります。

ドライハイビスカスを生クリームの上にのせ、そしてベリーのパウダーを三日月状にまぶして、完成です。


アイリッシュブリーズ
とても美しい色合いです。

見た目から、ベリーの爽やかな甘味のあるカクテルを想像しましたが、甘さはかなり抑えめです。

甘さより、渋みが強く感じられます。

ハイビスカスの独特な香りが鼻腔を抜け、コーヒーの持つ苦味と、生クリームのほのかな甘み、そして野性味溢れる果実の渋みが口の中に残ります。

よく言えば複雑な味わいですが、少し味がくどいような気もします。

ハイビスカスのドライフルーツも、ベリーのパウダーも、見栄えこそしますし、見て楽しいものですが、コーヒーとウイスキーにそもそも合っていないのでは…?と思ってしまいました。

完成されたカクテルというのは、既に数多存在し、その中でも時代を超えて人々に愛飲されてきたクラシックカクテルのレシピというのは、緻密に”計算”されていると思います。

ただ闇雲に、味わいの要素を足せば良いというものではない。

非常に楽しい一杯でしたが、また飲みたいとは正直思いませんでした。

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