高松市瓦町にあるカフェバー『coffee & bar 半空』。
“かわらまち”と聞くと、どうしても私は京都の河原町を思い出してしまいます。
初めて降り立った高松ですが、高松の”かわらまち”は香川一の繁華街のようです。
注意しないと見逃して通り過ぎてしまいそうな入口。
調べてみると、ここのマスターは物書きだそうで、小冊子を編集して刊行しているのだとか。
薄暗い階段を上って扉をあけると、文豪の隠れ家のような世界が広がっていました。
古めかしいハードリカーのミニボトルや、こだわりのアイテムが並んでいます。
落ち着いた照明の店内。カウンターの机上と後ろの棚には、書籍がずらりと並んでいます。
オーセンティックバーの静謐さとはまた違う、ややレトロで少し退廃的(もちろん良い意味で)な雰囲気があります。
いわずもがな、文学的要素が非常に強いです。
高松の文化人が集うのだろうか?と思いきや、お客さんの層は老若男女様々。
お客さんのほとんどはコーヒーと軽食、若い女性はパフェのようなスイーツメニューをオーダーしていました。
イタリアワインやカクテルなどのお酒も充実していて、数は少ないですが、シングルモルトやジャパニーズウイスキー、バーボンといったウイスキーもオンリストされています。
かけつけ一杯目は、スコッチのシングルモルトの『スキャパ スキレン』にしました。
潮感ののった甘い麦感がたまらない。。。
写真ではあまり分からないですが、グラスが少し汚かったのが少し残念。
お目当てのアイリッシュコーヒーは、ホットとアイスを選ぶことができました。
今回はホットを注文。
アイリッシュコーヒー ¥900
どこのカップ&ソーサーか分かりませんが、かなり重量がありました。
持ち上げるとき、かなり重たいです。
クリームはとてもかわいい形をしています。
ただ、甘さが少しくどいです。チューブ式の生クリーム独特の、舌にまとわりつく甘さがあります。
コーヒーは、豆を焦がしたような少し雑味のある苦みがやや目立ちます。
ウイスキー自体はあまり量は30オンスあるかないかくらいだと思いますが、アルコールの揮発感が鼻をツンと刺激する感じもありました。
コーヒー自体は、私の好みのネルドリップのものなので、今度は単体でいただきたいと思います。
ホットサンドのハムとチーズ。
こういうカフェバーに行くと、無性に食べたくなるんですよね。
チャームらしきブルーベリー入りヨーグルト。
酸味が効いていて美味しかった。
お冷のグラスはお店のロゴ入り。
こだわってるなあ。
2つとなりのお客さんが食べていた、フルーツ盛りだくさんのスイーツがとても美味しそうでした。
初来訪のこの日は、おひとり様が多かったですが、お忍びデートに使いやすそう。
初めての高松でしたが、素敵なお店を見つけました。