横浜スタジアム近くにあるコーヒー専門店『コーヒーの大学院』。
この近辺はカフェがたくさん集まった群雄割拠の地ですが、ほとんどのお店はサードウェーブのお店。
そんななか、ここ『コーヒーの大学院』は創業1974年の老舗喫茶店です。
“コーヒーの大学院”という風変わりな店名。
最高級のコーヒーを提供したいという想いから、最高学府である「大学院」を冠したそうです(店員さん談)。
ここは平日でもたくさんのお客さんでにぎわっています。
それもそのはず、内装はパリの絢爛豪華な宮殿のような装飾で彩られており、そして不思議とレトロでノスタルジックな日本的雰囲気もあり、非常に落ち着きます。
またメニューは、バラエティ豊かなストレートコーヒーに加え、ハンバーグやカレー、そしてケーキなどのフード&スイーツメニューも充実していました。
洋酒を使ったコーヒーメニューの「アイリッシュコーヒー」や「カフェロワイヤル」、「スペシャルワインゼリー(ブランデー添え)」といったユニークなものもありました。(ミニシャンパンもあるよう…?)
アイリッシュコーヒー ¥820
非常に洗練されたアイリッシュコーヒーです。
薔薇が模られたマドラーに、金色のコースター。
端正でありながら、エレガンスも漂っています。
生クリームは、品の良い甘みがギュッと凝縮されたような味わいがあり、且つ心地よい固さがあって、絶品。
少しだけ、バタークリームのような舌ざわりがあります。
コーヒーは、少し酸味がありました。
アイリッシュコーヒーには苦味の強い深煎りのコーヒーを使用するのが一般的ですが、このコーヒーには苦味はほとんど感じられません。
コーヒーの酸味と、アイリッシュミストの濃厚な甘みが混然一体となり、キイチゴを思わせるような甘酸っぱさを感じます。
生クリームとコーヒーとアイリッシュミストが、それぞれ出しゃばりすぎず、絶妙な具合に主張をしており、三者がものの見事に調和しています。
ジョニ赤のオールドボトルを発見!
カンパリのボトルもすごく古いものだと思います。
レミーマルタンのVSOPは、カフェロワイヤルに使うのでしょうか。
ウイスキーもたくさんありました。
ちょっとワクワクします。
アイスコーヒー。私の愛してやまない銅製のグラス!(でも、あんまり冷えていない。)
あっさりとした味わいです。
クレームブリュレ。
チーズケーキかと思って店員さんに尋ねたら、クレームブリュレであっているそう。
ただ、味は何度食べてもチーズケーキでした。