【関内】コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリ

横浜スタジアム近くにあるコーヒー専門店『コーヒーの大学院』

この近辺はカフェがたくさん集まった群雄割拠の地ですが、ほとんどのお店はサードウェーブのお店。

そんななか、ここ『コーヒーの大学院』創業1974年の老舗喫茶店です。


コーヒー大学院 外観

“コーヒーの大学院”という風変わりな店名。

最高級のコーヒーを提供したいという想いから、最高学府である「大学院」を冠したそうです(店員さん談)。


コーヒーの大学院 内観

ここは平日でもたくさんのお客さんでにぎわっています。

それもそのはず、内装はパリの絢爛豪華な宮殿のような装飾で彩られており、そして不思議とレトロでノスタルジックな日本的雰囲気もあり、非常に落ち着きます。



またメニューは、バラエティ豊かなストレートコーヒーに加え、ハンバーグやカレー、そしてケーキなどのフード&スイーツメニューも充実していました。

洋酒を使ったコーヒーメニューの「アイリッシュコーヒー」「カフェロワイヤル」「スペシャルワインゼリー(ブランデー添え)」といったユニークなものもありました。(ミニシャンパンもあるよう…?)



アイリッシュコーヒー ¥820

コーヒー大学院 アイリッシュコーヒー
撮影日(2020/12)

非常に洗練されたアイリッシュコーヒーです。

薔薇が模られたマドラーに、金色のコースター。

端正でありながら、エレガンスも漂っています。


コーヒー大学院 マドラー
薔薇を模ったマドラー

生クリームは、品の良い甘みがギュッと凝縮されたような味わいがあり、且つ心地よい固さがあって、絶品。

少しだけ、バタークリームのような舌ざわりがあります。


コーヒーは、少し酸味がありました。

アイリッシュコーヒーには苦味の強い深煎りのコーヒーを使用するのが一般的ですが、このコーヒーには苦味はほとんど感じられません。


コーヒーの酸味と、アイリッシュミストの濃厚な甘みが混然一体となり、キイチゴを思わせるような甘酸っぱさを感じます。

生クリームとコーヒーとアイリッシュミストが、それぞれ出しゃばりすぎず、絶妙な具合に主張をしており、三者がものの見事に調和しています。


コーヒー大学院 酒棚

ジョニ赤のオールドボトルを発見!

カンパリのボトルもすごく古いものだと思います。

レミーマルタンのVSOPは、カフェロワイヤルに使うのでしょうか。


コーヒー大学院 酒棚2
だるま(サントリーオールド)がこっちを見ているよう。

ウイスキーもたくさんありました。

ちょっとワクワクします。


コーヒーの大学院 アイスコーヒー
撮影日(2022/06)

アイスコーヒー。私の愛してやまない銅製のグラス!(でも、あんまり冷えていない。)

あっさりとした味わいです。


コーヒーの大学院 クレームブリュレ

クレームブリュレ。

チーズケーキかと思って店員さんに尋ねたら、クレームブリュレであっているそう。

ただ、味は何度食べてもチーズケーキでした。

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