【高知】亜羅琲珈

高知市中心部、はりまや橋商店街の入口近く。雑居ビルの2階に、ひっそりと佇む喫茶店「亜羅琲珈」。



「亜羅琲珈」と書いて「あらびか」と読むそうですが、初見でこれを読み解ける人が果たしているのか……。

コーヒー豆の品種群であるArabica(アラビカ)が由来なのはすぐに分かります。「亜羅」で「アラ」まではいいとして、「琲珈」で「ビカ」とな。

もちろん当て字なのですが、「珈琲」を逆さにして当てていることに気づくと、あとからじわじわきます。

「アラビカ」を名乗る喫茶店は全国津々浦々――というのは少し言い過ぎかもしれませんが、かなりポピュラーな店名です。それでも、この当て字に出くわしたのは、ここが初めてでした。


アイリッシュコーヒー

撮影日(2023/05)

濃厚な甘さを宿した生クリームは、なかなかの硬度を有しています。そのためか、時間が経過してもコーヒーとはまったく混ざり合いません。落ち着いて(?)写真撮影ができました。

お酒のニュアンスはほどほどで、コーヒーの味わいの奥からわずかに感じ取れる程度。酸味はほとんどなく、苦みも控えめです。

ちなみに、使用しているお酒はアイリッシュミストでした。


全体としてはおとなしい味わいで、昼下がりからでも罪悪感なく(?)楽しめるアイリッシュコーヒーだと思います。

少し全体の印象がぼんやりとしているので、もう少し深煎りのコーヒーを使い、味わいにメリハリがあると、さらに良かったと思います。



ちなみに…高知県は1世帯あたりの飲酒費用が全国1位(いつのデータか定かでないですが)、全国平均のおよそ2.2倍という酒どころ。ビールと発泡酒を合計した消費量でも全国トップクラスなのです!

宴席の文化も独特で、飲み干すまで置けない「可杯(べくはい)」というおかめ・ひょっとこ・天狗の形をした杯とこまを使う遊びが、今も残っています。頑固者を指す「いごっそう」、男勝りな女性を指す「はちきん」という土佐弁は、こうした気風をズバリ言い当てた言葉。

つまり何が言いたいかというと…

高知に来たらお昼からアイリッシュコーヒーを飲みましょう、ということです。



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