徳島県徳島市にある老舗喫茶店「たかしまコーヒー店」。
創業は1958~1959年頃とされ、徳島では最も古い喫茶店のひとつと思われます。

コーヒーは創業当初からネルドリップで淹れているそうです。かつては、豆を天日で干し、さらに1年寝かせてから使うなど、手間を惜しまない製法を続けていたのだとか。現在、豆は徳島ブラジルコーヒー店から仕入れているみたいです。
ここの名物はホットサンド。
大きな鉄板で仕上げるトーストやバーガーなど、ほかのパンメニューも非常に豊富です。


なかでもホットサンドは50種類以上もあるというから驚きですね。
お酒のメニューを使ったコーヒーもいくつかありました。
定番のアイリッシュコーヒーから、オレンジリキュールを使った「マリアテレジア」、カルーアを使った「キューバコーヒー」まで。
なぜだか分かりませんが、「マリアテレジア」は地方にある老舗の喫茶店で遭遇することが多い気がします。
アイリッシュコーヒー

濃厚な甘みの生クリーム。
アルコールのパンチがかなり強く感じられます。
コーヒーは苦みが強く、それでいて酸味もしっかりと感じられます。
ただ、アルコールのパンチが相当に強く、コーヒーの個性はやや分かりにくい印象でした。コーヒーを味わうというより、まずアルコールの存在感に圧倒される一杯です。
使用されているウイスキーはアイリッシュウイスキーではなく、ブラックニッカだそうです。
とても日本的(?)ですね。

名物ホットサンド。
ベーコンサンド(卵入り)を注文しました。


店内には立派な一枚板のテーブルとイスが。
お店の方から、初代店主の方がイタリアで買ってきたものだと教えていただきました。
私の単焦点レンズで撮った写真ではテーブルの大きさ、存在感が伝わらないですが、とても大きなもの。
実際、イタリアから日本で運ぶのはとても大変だったらしく、また当時は店に置けないサイズだったようで、しばらくは他所で預かってもらっていたという面白い(?)エピソードも聞くことができました。
老舗の喫茶店には、いろいろなドラマがありますね。




