オーストラリアのお酒事情とプチ情報

オーストラリア第2の都市メルボルンに滞在し、もうすぐで2カ月が経過。

オーストラリアのお酒事情
クイーンビクトリアマーケットで目撃した謎の生命体


オーストラリアにいて感じるのは、とにかくお酒が高い!!!ということ。

特に度数の高い蒸留酒であるウイスキーやブランデーは、日本市場価格の約2~3倍で販売されているものも多く、なかなか手が出ません。

例えば日本では2千円台前半で購入できるアイリッシュウイスキーのジェムソン700mが、オーストラリアでは63ドルもします・・・!! ロンドンドライジンのタンカレーやボンベイサファイアも、日本市場価格の2倍以上の価格で売られていました。

輸入モノの蒸留酒であるウイスキーやジンだけでなく、オーストラリア産のワインやビールも、けっこう高いな~と感じます。



なぜこんなに高いのか?と思い調べてところ、①GST(消費税的なもの):10% ②Volumetric Tax(アルコール度数税):アルコール度数に応じて課税 ③Wine Equlization Tax(ワイン均等税):29% ④関税・・・等々、いろいろな税がかかっていることが分かりました。国産のお酒を買う場合は④関税はかかりませんが、①~③は常に課税されます。

また、2024年の2月と8月にスピリッツの酒税が引き上げになるといったニュースも耳にしました。ウイスキー&ブランデーラヴァーにとっては、とても生きづらい・・!!



少しでも美味しいお酒を安く入手できないかと色々リサーチしてみましたところ、どうやら「ダンマーフィーズ(Dan Murphy❜s)」というボトルショップが安いということが分かったので、早速行ってみることに。ちなみに、オーストラリアでは、酒屋のことをボトルショップというみたいです。

地図で場所を調べてみると、私の近所にあってびっくり。なんと徒歩5分くらいの場所。アル中街道まっしぐらか・・?

オーストラリア全土に展開いているダンマーフィーズ。

店舗によって店の大きさはまちまちのようですが、私の滞在先最寄りのコーバーグ店は、類を見ない広さ。



他のボトルショップと比べて、どのお酒も、たしかに少し安いです。メンバーズカードを作れば、メンバーズ価格でお安く購入できるお酒もありました。



メルボルンといったら「VB」と言われるくらい有名なビール。

ビールは、パック買い、ケース買いすると安くなります。例えば上のビクトリアビターだと、1本5.69ドルに対し、6本入りパックだと20.99ドルで1本あたり約3.5ドル。さらに24本入りのケースだと、メンバーズ価格52.90ドルなので1本あたり約2.2ドルとなり、単品で買うより半分以上安くなります。ビールを買うなら、絶対にパック買い、ケース買いがオススメです!



同じく、リンゴの発泡酒であるアップルサイダーも、一部を除きパック買いできます。オーストラリア産のアップルサイダーはビールに比べて若干安価に手に入るものが多いので、とてもオススメ。軽い飲み口のものから、リンゴの濃厚な甘さを堪能できるものまで様々なラインナップがあり、自分好みのアップルサイダー探しは、私のオーストラリア生活の楽しみの1つです。



オーストラリアに来て面白いなと思ったものが、RTD缶。どこのボトルショップに行っても、ウイスキーやラムのジンジャーエール割やコーク割の缶の山を目にします。

日本でなかなか目にしないのは、缶チューハイがあるからかなと勝手に分析。ちなみにジェムソンのライム&ジンジャーエール割の缶を1本飲んだのですが、あまりにも甘すぎて、飲み切れませんでしたw



ちなみにワインは、国産のものでもピンキリで、1本優に100ドルを超えるワインもありますが、10ドルを切るものもあります。写真下のように、木の桶?にワインを入れて安売りしているのがダンマーフィーズ。1つ注意しないといけないのは、お客さんがたまにワインを違う価格の桶に入れていることがあり、5ドルの桶に7ドル、8ドルのワインが入っていたりしますw



安いワインと侮るなかれ。7ドルのオーストラリア産ピノノワールを飲みましたが、とても美味しかったです。ピノノワールのフレッシュな酸が素晴らしく、7ドルとは思えませんでした。

オーストラリアのお酒事情


箱入りのカスクワインも人気があるみたいです。日本だとよく居酒屋のワインに使われているアレですね。どこが「カスク」なのか分かりませんが、友人いわく値段の割にかなりイケるとのこと。

オーストラリアのお酒事情


ウイスキーは、ダンマーフィーズでもかなり高いです。輸入モノはもちろん、オーストラリア産のウイスキーも、日本で購入するほうが安いという驚愕の事実・・・。プレミア値で取引されているジャパニーズウイスキーもありますが、日本のプレ値よりも高いのがオーストラリアなんです。恐るべしオージーの酒税。

オーストラリアのお酒事情


ダンマーフィーズには、お酒だけでなく、トニックウォーターやカクテルミキサーも非常に充実しています。トニックウォーターでお馴染のフィーバーツリーも、コーラやジンジャーエール、ライムユズソーダなど日本ではなかなか見かけないフレーバーがたくさん。

ボトルドカクテルや、カクテルミキサーも豊富。まだ飲んだことはないので、いずれ試してみたいなと思っています。



蒸留酒であるウイスキーやブランデーはとても高いオーストラリアですが、ビールやワインは上手に買い物すれば、美味しいお酒を安く買えるかも。

ちなみに、私一押しはアペラワインです。オーストラリア産のフォーティファイドワイン(酒精強化ワイン)であるアペラワインは、輸入酒のシェリーやポートに比べて安く手に入ります。そして美味い! 詳しくはこちらの記事を見てみてください!



オーストラリアには素晴らしいワインやウイスキーがありますが、2カ月近く滞在していると、ジャパニーズウイスキーが恋しくなります。あゝ、スーパーニッカの水割りが飲みたい・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA