アイリッシュコーヒー好きにオススメしたい名店(ホントは教えたくない…)がこちら、京都の『ディレクトコーヒー』です。
ここは、とろとろの柔らかなプリンが絶品なことで有名のようですが、お酒を使ったバリエーションコーヒーも楽しめる素敵なお店です。
最寄駅はどこなのかよく分からなかったのですが、河原町駅と京都市役所前駅、どちらを使っても10分以上は歩くことになります。
繁華街から少し離れた閑静な通りに、お店がありました。
お店は、長細い造りになっていて、ややこじんまりとしています。
ドライフラワーがあちこちに飾られている店内には、宇多田ヒカル氏の楽曲がローテーションで流れていました。店主とは馬が合いそう。
『ディレクトコーヒー』の特筆すべきところは、メニューの豊富さです。
ストレートコーヒーやヴァリエーションコーヒーもすごく豊富なのですが、アイリッシュコーヒーのメニューがなんと5つもあります!
使用しているウイスキーが全部違いました。ウイスキーの個性にあわせて、コーヒー豆も変えているのだそう。
今回は初めての訪問だったので、スタンダードなジェムソンのアイリッシュコーヒーを注文しようと思いましたが、変わり種が気になり、「ウッドフォードリザーブ」をチョイス。
「ウッドフォードリザーブ」は、ケンタッキー州最古の蒸留所でつくられる、スモールバッチ(少量生産)のプレミアムバーボンです。
ちなみにバーボンを使っているので、ケンタッキーコーヒーになりますね。飲むまで少しドキドキ…!
アイリッシュコーヒー
(厳密にはケンタッキーコーヒー)
漆黒を帯びたコーヒーと、生クリームの乳白色が綺麗に分離していますね。
生クリームはしっとりとした口当たりで、とても美味しいです。
エチオピアの豆を使っているというコーヒーは、とてもフルーティーで、コクがありました。
ウッドフォードリザーブの個性と調和しているからか、南国のトロピカルフルーツのようなニュアンスもあり、不思議な味わいです。
ウッドフォードリザーブとコーヒー、そして生クリームが三位一体の見事な調和を奏でています。
とても美味しい!
新しいお店ということもあってか、まだそこまで知名度はなさそう。
私の知られたくない名店の1つです。